再生可能エネルギー賦課金(サーチャージ)

再生可能エネルギー賦課金

 固定価格買取制度のページでも紹介したように、再生可能エネルギーで発電された電力を電力会社が買い取る際にかかる費用は最終的に電気利用者が負担する仕組みとなっています。

 この電気利用者の負担のことを再生可能エネルギー賦課金と言い、電気料金を合わせて徴収されます。

再生可能エネルギー賦課金等

 平成25年度においては、再生可能エネルギーに関する電気利用者の負担には以下の2つがあり、この2つを合わせて再生可能エネルギー賦課金等と呼ばれています。

  • 再生可能エネルギー賦課金
  • 太陽光発電促進付加金

 再生可能エネルギー賦課金等 = 再生可能エネルギー賦課金 + 太陽光発電促進付加金

再生可能エネルギー賦課金の計算方法

 平成25年度における再生可能エネルギー賦課金の金額は次の式で計算することができます。

 再生可能エネルギー賦課金 = 使用電力量(kWh) × 35円/kWh

太陽光発電促進付加金の計算方法

 太陽光発電促進付加金の金額は、使用電力量に太陽光付加金単価を乗ずることで計算することができます。

 太陽光発電促進付加金 = 使用電力量(kWh) × 太陽光付加金単価(円/kWh)

太陽光付加金単価

 太陽光付加金単価は、電力会社が太陽光発電による電力を買い取る総額によって異なるため、電力会社毎に毎年度定められています。

 平成23年度から平成25年度までの各電力会社の太陽光付加金単価は以下の通りです。

電力会社 北海道 東北 東京 中部 北陸 関西 中国 四国 九州 沖縄
平成23年度 0.01 0.03 0.03 0.06 0.01 0.03 0.06 0.06 0.07 0.06
平成24年度 0.03 0.04 0.06 0.11 0.04 0.05 0.11 0.13 0.15 0.11
平成25年度 0.02 0.04 0.05 0.07 0.01 0.05 0.06 0.08 0.09 0.07

再生可能エネルギー賦課金への一本化

 太陽光発電促進付加金は、固定価格買取制度が導入される前に実施されていた太陽光発電の余剰電力買取制度にあわせて導入されたものであり、制度の移行期間である2014年9月まで存続することになっています。

 このため制度移行期間終了後の2014年10月からは、再生可能エネルギー賦課金へ一本化されることになります。

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