東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製パワーコンディショナーの特徴
世界トップシェアのインバーターメーカー
東芝三菱電機産業システムは、東芝と三菱電機という国内大手の総合電機メーカーの産業システム事業部門やパワーエレクトロニクス事業などが統合されて設立されたシステムインテグレーターです。
統合前の各社の有していたパワーエレクトロニクスに関する高い技術力を統合・発展させて、高品質のパワーエレクトロニクス製品を生産しています。
パワーコンディショナーの分野では2009年度から本格的な販売活動を開始し、世界トップクラスの変換効率などが評価されメガソーラー向けを中心に販売量を年々増やしています。
独自の新回路方式で高効率化と小型化を実現
PVL-L0500などの機種では、スイッチング回路に直流電圧を階段状に制御する独自の3-level(Advanced Multi-level)主回路方式を採用することで、スイッチング損失を低減し高い変換効率を達成するとともに、フィルタ回路を小型化を実現しています。
東芝三菱電機産業システム製パワーコンディショナーの例
- 型式:PVF-T0250
- 定格出力電力:250kW
- 定格電力変換効率:95.7%
- 入力回路数:1
- 絶縁方式:商用周波変圧器絶縁方式
- 複数台連係:○
- 自立運転:-
- 設置場所:屋内
- 寸法:1000×1000×2000mm
- 質量:1700kg
- 型式:PVL-L0500
- 定格出力電力:500kW
- 定格電力変換効率:97.1%
- 入力回路数:2
- 絶縁方式:トランスレス方式
- 複数台連係:○
- 自立運転:-
- 設置場所:屋内
- 寸法:1900×700×1900mm
- 質量:1300kg
画像提供:東芝三菱電機産業システム㈱