日新電機製パワーコンディショナーの特徴

 日新電機は、電力用コンデンサなどを中心に受電設備や変電設備などの電力機器を製造するメーカーです。

 太陽光発電システムの分野では、1980年代からパワーコンディショナーの開発に携わっているメーカーで、公共・産業用パワーコンディショナーを中心に開発を行っています。

太陽電池との組み合わせの自由度を高める独自の2回路入力方式

 SPM100-CS2Aというモデルでは、2つの入力回路の中間電位を接地し入力電圧範囲をDC0~±440V(880V 相当)にする、独自の2回路方式を採用しています。

 この接続方式を採用することで入力電圧範囲が広がり、以下のようなメリットが発生します。

  • 太陽電池との組み合わせの自由度が高まる
  • 薄膜系などの電圧変動範囲が比較的大きな太陽電池の発電電力を最大限に引き出すことができる

日新電機製パワーコンディショナーの例

日新電機製パワーコンディショナーSPM100-CS2A

  • 型式:SPM100-CS2A
  • 定格出力電力:100kW
  • 定格電力変換効率:95.0%
  • 入力回路数:2
  • 絶縁方式:商用周波数変圧器絶縁方式
  • 複数台連係:○
  • 自立運転:○
  • 設置場所:屋内
  • 寸法:1000×900×2000mm
  • 質量:1100kg


日新電機製パワーコンディショナーSPM250-CS1

  • 型式:SPM250-CS1
  • 定格出力電力:250kW
  • 定格電力変換効率:95.0%
  • 入力回路数:1
  • 絶縁方式:商用周波数変圧器絶縁方式
  • 複数台連係:○
  • 自立運転:○
  • 設置場所:屋内
  • 寸法:1200×1200×2000mm
  • 質量:2000kg


画像提供:日新電機㈱

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