パナソニック製パワーコンディショナーの特徴
マルチストリング型と集中型の2タイプをラインナップ
パナソニックはパワーコンディショナーのラインナップが豊富で、以下のような特徴を持ったマルチストリング型と集中型の2つのタイプのパワーコンディショナーを販売しています。
マルチストリング型の特徴
マルチストリング型のパワーコンディショナーは入力回路を複数持ち、各屋根面ごとに独立した入力回路を使用することで、屋根の各面の日当たりに応じてそれぞれを最適動作点で動作させることができ、日当たりの悪い屋根面の影響で他の屋根面の出力が低下してしまうことを回避できます。
また、昇圧回路付の接続箱の機能を内蔵しているため、これらの機器を経由して接続した際に発生する電力ロスを軽減することや、各機器分のコストを削減することができます。
集中型の特徴
集中型のパワーコンディショナーは入力回路が一つのため、複数の系統を入力する場合には別途接続箱や昇圧回路が必要となります。
集中型の新機種では96%とという高効率を達成するとともに、多数台連系にも対応しています。
パナソニック製パワーコンディショナーの例
- 型式:VBPC355
- 定格出力電力:5.5kW
- 定格電力変換効率:95.0%
- 入力回路数:5
- 絶縁方式:トランスレス方式
- 複数台連係:-
- 自立運転:○
- 設置場所:屋内
- 寸法:620×280×155mm
- 質量:19kg
- 型式:VBPC255A4
- 定格出力電力:5.5kW
- 定格電力変換効率:96.0%
- 入力回路数:1
- 絶縁方式:トランスレス方式
- 複数台連係:○
- 自立運転:○
- 設置場所:屋内
- 寸法:580×270×172mm
- 質量:17kg
画像提供:パナソニック㈱